3061~3090

そんな思考回路も許されるはずない
闇の中を走る無謀さに似ている
緩く編んだだけのデイズ
甘い誘惑にメモリー不足
君となら季節を走り抜けられる
半透明の魔法にかかった共犯者
私の前には濁った鏡がある
どうせ誰にも見えようともしないんでしょ
見えた歯列が心の柔らかさに勝ること
全身全霊で途方に暮れている

ソファーから溢れる契りの証
僕らの足跡に咲く花もいずれそのときを迎えるから振り返れない
視線斜め45°上には澄んだ未来が
不安定さにブラボーブラボー
どれ程のスピードで強くなればいい?
同じ景色を求めてしまうけど
心ん中には頼りない鐘が鳴る
私のなかをひとつひとつ旅して
哀しいけれど並んだふたり
無防備だから空の青さが見える

嘘が欲しかったら call me
破壊的な穏やかさで朝は揺れる
貴方は歪みだらけの過去も抱いて眠る
有意義な無意識
声が聞こえれば願いは甘みを増す
生まれたばかりの言葉にとって君は遠すぎる
解れていく糸の先には君がいると確信
錆びていくだけの骨組にそっと、
きらびやかに見える部屋を与えてくれた
kill ill will



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