3571~3600

そんな夜には星にまつわる歌をひとつ
あなたを静かな死に浮かべるの
導く腕をほどく為どこまで戻ろう
簡素なからくりに教わる愛し方
君のくれた今日の終わりに君の傍で
機械的な一言で終わるの に
無邪気に君と贈り合う沈黙
君の願い苦しみゼンブ浄化しちゃいたい
私を簡単に壊す術を知ってるくせに
捨て切れないのは愛のこと想いすぎて

君の合図で嘘を吐くよ
喪失の終わりに思い出す人
迷う答えだって夕立のムコウ
その声でもっと深い孤独だって味わえる
扉を開ければ逃げ去ったはずの場所で
スベテ愛に魅せられて生まれたの
ちょっと甘い水になって貴方のナカ疾走する
何度でも君に会いにゆくため生きていた
寂しい一輪の花をどんな宝石に染めてしまおうか
飾りのにぎわいが足を踏み外して

どうぞどうか奈落の果てへ
倒れた私の上で揺れるパルファム
現実に佇む哀しみという指標
水飛沫が銃声のように響いたとしても
泣いてしまうそれでいいじゃないか
届かなくても祈りが祈りとして存在するため
両手でも足りない、と君の両腕を願ってしまう
カレカノジョの狭間で孤島は彷徨う
巧妙な甘い毒に逃げる脚を絡ませて
おすきな一曲を飽きるまで



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