3331~3360

春色のソファーで待ちぼうけ
フェアリーテイルの続きは今じゃない
貴方が手繰り寄せた脚だから
Darling whiteout
チョットと言うなら待ってみる
絡みあうよう何度でもERROR
本当のあなたをあたしの中に探しても
挙句の果ての夜明けのあと
あなたを手に入れたと錯覚した
ペットにも鋭い牙があるのに

紅潮させては手を離す
気まぐれで成り立つ僕ら
意味が変わるまえに薬を呑んで
やはりそこにはだれもいません
指に絡みついたまま窮屈な待機
今宵は蝶になって召しましょう
まだ名も無い時間だけれど
声が嗄れるまでこの手で掴んで
あなたの翼になれる日まで
無知の非道さに呆れもせず

髪を結いながら思うこと
旅立つときはもうここには何もなくて
瞳に映る涙はいらない
散々なWeekender
どこにいてなにをしてるの
一度も成功しない世界創造
罪を憎んで君を愛した
中途半端な距離では何も変われないということ
オデッセイと一匹の竜
虹を渡って君と生まれた朝へ



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