2791~2820

今を掴んでいたはずの両眼
自業自得だと言い聞かせても終わらない
幼稚な整理の仕方しか知らない
うらはらがうやむやに
ゆっくりとふたりで進んでいこうと思ってた
運命に引き裂かれたから必然に結ばれたい
自虐的に笑う君を何処かで許せない
よくできたメロドラマ
うたかたにうわごとを
役不足だ、とおとなは同じ顔をする

さぁ無茶苦茶に溺れよう
照明すればいいこのやるせない弱さを
騒がしい午後の途中での出逢い
君だ けを待っていた
宣告はもうずっと昔から
今日は明日に歯向かえない
夢の中でもほどけないように
うん、わかってた、
君はどうやら僕を愛してしまったようだ
泡沫になって消えていく少女のからだ

濁った涙を一滴ずつ混ぜていく
言葉が似合わないアーティスト
虹をみつけるために顔をあげる
光速での旅を終えたばかり
もう暴言を数えないように
ロマンスと踊ろう
できることならもし君がよければ、
何かが私を探しているわ
貴方はどんな踊りを捨てたの?
陽が照らす週末を待っている




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