2731~2760

邪魔なだけのルールで沸き上がる世界
その爪で痛みを覚えさせて
形のない貴方が私の名前を呼んでいる
生まれた理由なんてそれでいい
運命や永遠をどの唇が語るの?
幾度の難関は人生の醍醐味ということでしょう
誰もが忘れた場所で愛し合おうよ
無意識に自意識過剰溢れる夜の窓際
君の色眼鏡は平和な世界を視ている
追い払おうとも思わない

ねぇここまで来ても分からない の?
呆れるほど無感動にペダルは廻る
ほらもうおとなだよ、
私はそんな貴方がとても怖かった。
世界の叫喚なんて耳を塞いでしまおう
醜行の果てのシュプレヒコール
君と僕を乗せて終電車は翔ぶ
太陽に愛されたストライカー
狂い始めるぜんまい脳みそ
人形の脚は泣いて捩れる

金貨の数だけ欲がある
群衆の腕が引き千切るエデン
大丈夫がいつからか悲願になる
無に還るだけのエトセトラ
光も闇も快楽で染め上げる
仮面をとれないまま目を醒ます
君という光が照らしてくれるから
おはようと歌って今日が生まれる
ひとりがひとりに寄り添う
完結しない冒険の手記




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