2581~2610

本当は誰よりも目立ちたがりだよ
いい子の私だけを見ていて
理想を語るのは簡単過ぎた
君のとなりで眠りにつきたい
まだ知らないくらいで丁度いい
止まったままの時間に追い付くまで
夢の中で君は笑う
嘘を愛し過ぎてはいないかい?
まだこの星は青いみたいで
悲しみを食い荒らして君は少しだけ優しくなった

本日は晴天だから少しだけ、
僕の吐露だってもう錆びついた音色
世界で一番綺麗な呼吸をしている
誰かの涙はもういらない
よくできたできそこない
君は誰よりもこんな世界を愛していた
貴方の微笑の鏡になりたい
人形になりきれないスペアマン
太陽の傍らで凍える
折れた翼で未来の誰かを包みたい

傷つかないハリボテの心臓
思い出を泳ぐマーメイド
繋いだ手をほどいて、
甘い果実を失くした青い春の一日
きっと誰かの夢物語
あの日への地図を記憶したけど
名前さえ思い出せないショー・タイム
誰もが知らないフレーズ
意味を忘れる言の葉
鼓動の圧迫で確かめてみる




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