2521~2550

光彩を頬張って生きてきた
運命が廻るのを待ってしまっている
この偽善にファンファーレを
悲劇は誰かの夢のなか
せめて同じ景色を見て
あたしの色彩だけが映るように
涙の中で月が浮遊しつづけて
君の眼に焼き付いてしまいたい
あなたが恋人になる日
今さら勘違いだと自分を騙してきっと

これが心臓そしてこれが、
未来へのチケットはどこへ
特別になる常套句
夜が終われば消えてしまうの?
幸せを叶える善後策
そっと重ねていく温度
いつまで経っても白に戻れない
この愛にまつわる話がしたい
どうしてこんなに優しくキスするの
絶大の拍手喝采で追い詰めて

やっぱり誰にも貴方を渡したくない
空虚が支配する夜には
青い日々を壊してしまいたくなる
夢の中でも詰まる言の葉
歪んでいるよ?
太陽は沈むのを躊躇した
その奇妙さに誰も触れない
忘れ去られるためにメロディは生まれた
僕の君の空は何色だろう
変わらないのか変われないのか





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