2491~2520

私の肌が憶えていくから
儚い夢が旋律を邪魔する
眠りかたを教えて
愛を探す腕は残ってるから
鮮やかさも埋もれてしまう
この脚は地に触れているか
忘却の雨は枯れない
TPOわきまえず私なら同じ
安らぎなんて退屈で
今度はいつ逢えるんだろ

痛みを教えてくれたひと
それだけでいいと騙して
薄氷に寝そべるのはひとりでできる
誰かの陰謀みたい
理不尽に歪んでいく末路
そうやって幻を始めよう
少し未来の記憶になる
僕だったり君だったり
無力な理由を、
漂流するリゾナンス

僕の手のひらではきっと
君の流れ星が僕であるように
それが貴方の羽になるなら
利己的な嘘が美化されてい く
糸が赤いなら救われる
途切れそうな声で歌ってた
背中には忘れられた地図がある
地平線はこんなにも真っ直ぐなのに
自分を超える脚が欲しいの
終わりがくれる今だから




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