2281~2310

雪化粧をして眠っていた
ただ静かに降り積もるだけ
氷の翼で太陽へと
もう少し、私の勇気を待っていて
なんていい気分で突き落とされる
不幸にしてみて
まるで僕らのものみたいに
横たわった君はまるでアルビノ
めんつゆかと思ったら麦茶かよ!
道理でひとりなワケだ

私にはそれが真実だと判ってしまうから
優しい君は優しい嘘を吐くけれど
こ、れは愛情でしょ、う?
遠ざかる天井
貴方の写真は私が残そう
雪が必ずいつかは溶けるように
無感動のパノラマ
精神的双子だからさ
死海に突き落とす
それはもう盲目的に

歯形がその証拠
ループして翔ぶ
喉が渇く、よ
意識は冷めていく一方
関係性が欲しいよ
目醒めたらそこは、
下界を見下ろす感覚というか
いずれこの傷も消えていくのに
この別れを出逢いと名付けて
あの出逢いを別れと名付けて




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