2251~2280

サンドリヨンの横顔
凍えた手を吐息で溶かして
まだ遠すぎる柔らかな夢
紫光が迎えてくれる
ひとりで立つには広すぎるよ
神様も疲れてしまったんだきっと
エゴがあたしの速度を上げていく
棘は細くなって細くなって柔らかな糸になりました
愛なんていずれこの星には要らなくなる
古ぼけた日記の裏の黙示録

私が殺った、おどけては枯れた涙を胃液に混ぜて吐き出す日々
ただ君を待っている僕を忘れないで
綺麗な形容は全部貴方にあげる
鼓動によく似た歯車のルーティンワーク
要するのか欲するのか
泣いているところを見たい
無意識に跳ね上がる身体が不快で不快だ
鍵を解いて待っていて
手首に秘密を持ったまま
Hush-Hush!!

回っているのは地球か僕か
そう、決めたの
夢で、ではなく夢がいい。
温もりとほんの少しの苦しさ
奇麗な放物線を描いて飛んでいった祈りを
見つけてくれるのが貴方だったらなんて素敵な未来なんだろう
告白、酷薄
サンドバッグとマリオネット
あたしの体温に追い付いて
いつか見れるのかなぁ、




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