2131~2160

ツンと背伸びして
刹那的だとは不覚だった
内臓に残る甘い痺れ
学舎で一番大きな窓
やさしいひとだから
届きそうにないのにその手を差し延べて
消えていく貴方を私だけは見つめていて
溺れさせていて
刃先は苦しげに揺れている
ジャンク、ジャンク!

ここが聖域だというのならどうして涙が出てくるの
I must be loved.
期待までもしてしまう
黒く染まったら語り始めよう
過激に楽しみたいの
その弱光で足元を照らせるから
愛に魅せられた
クロワッサンと珈琲
ガブリエルの微笑みには誰もが魅了されたものです
消えていく日曜日

スプートニクショック
これで満たされる感覚を麻痺させる
恋人はスピカ
まるで僕らのようだ
運命ならとっくにそうだと気付いていたわ
今しかあたしにはない
シャンパンピンクの吐息
泣くなこんな馬鹿げたことで泣くな
何のための繋がりなの
抜けそうな乳歯みたいな記憶の蓋




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