1591~1620

ジャックは此処に亡命す
君がいて時計は廻るというのに
何処までも沈む肢体
星はいつまでも我儘で
月が眠るdeath sea
空を切り裂く嘆きが無償にも響いた
きっと「僕」の命日はその日になるでしょう
それでも、好きだと言ってくれますか?
そんな日々に何の意味があるの?
星明かりがさび、しい

奇蹟など待てない
喪失感を排除したって堕ちるだけだ。
オアシスは何処だい?
バベルの塔を駆け抜けろ
束の間に見えた一瞬の愛を愛せるから
飛べないのは翼を失ったからではなく
逃げられない腕が回される
馬鹿みたいな切望で絶望的だね
愛しいと言わせて
きっと君の背中には羽があった

何故其処に根を付けることを選んだのでしょう。
頷いたけれど実現はされないよね、
誰かさんが微笑んだ
プライド、が邪魔をするから
いいよ、きみといっしょなら
いつだってそうだ、きみは
ごめん、とその冷たい頬に溢す
エゴイズムの戦車
センチメントの歯車
何度願っても二人は巡り逢わない




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