1081~1110

下弦の月に蜜を寄せた
叫べロミオ
戸惑う私は孤児
空白の海辺
君は彼女の最期の願いを知ってた?
それは、君が笑顔で還ってくること
どうして悲しいんだろう
甘蜜セニョリータ
懐かし惜しむその日まで
不運なことで

黒く白く舞ったあの日の太陽は美しきものでした
笑顔の練習、必要かな。
囁く夜景と胸のイタミ
私の財産
終わらせるつもり、なかったんだ
彼の心に、もう私は映っていない
羅針盤に刻まれた
メタリックの庭へ
強く弱く飛び交い続ける
苦痛と、

愛しくてたまらないその歌声は、もう聴けない
星の世界へ
遠く光る妖しく揺れる
一生をアンタに捧ぐよ
正解とか、いらない
恋文は真昼の屋上にて
もう駄目なんです
罪悪感が目に沁みる
少しも恐くはなかったのです
悪を消す最強のその矛先が静かに僕を笑っていたから




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