901~930

100年の眠りにつく
出逢わなければよかったなんて思ったのは、誰だった?
まるで色彩の一粒もない空のよう。
それさえも美しく
幾何学模様の中で、唯一、柔らかいシルクで包まれているように
少女は世界を許せなかった
はじめから答えを知ってた
銀の月とエゴイズム
箱庭のなかのティーセット
甘夏の夕暮れ

水槽の中に溶けたラブレター
訊きたいことがたくさんあります
水滴と涙が混じった
温度が奪われてく
ぷちり
金平糖のリズム
指先が震える
君の横顔が美しくって、負けたのは当然私だった
眩し過ぎて、君の未来は僕には、見れない
欲望に勝る勇気があれば

史上最大級の後悔と歓びを
心があったかくなる。
口の中に残るほろ苦い歌
出かけよう、未来へ
星を掴む愚かなマリオネット
サンタクロースは、いるよ
紅い瞳をした少年
夢を、盗る夢
バイバイサマー
苦し紛れに吐いたウソ




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