721~750

きらきら眩しいあのなみだが一番好き。
僕の居場所は何処だろう
心臓が波打つみたいに
未知に浮かぶ幸せ運ぶ
この世の全てを被う眼帯
瞳の裏側、閉じ籠って
そこで世界終了
もしあの日に出逢えたら、一言。「幸せだよ」
その華は切なげに謳う
君と居れれば倖せ

深い森の奥底に触れた指先が揺れた
夜空に散らばるミステリー
アタシたちは変わらないって信じきってた
ずっとこの次が来なければいいのに
見えない心に、うっすら溜息
満面の笑顔が、ただ欲しいのに
現実が、別世界に感じたあの日
僕は現実をみたまま、君は夢をみたまま、終われればよかったよね
あの子が今、空を飛んだ
百面相とガラスの欠片が、切り裂く罪を

心に響く黒い恐怖が、全てを飲み込むまで
振り返ったら、夕陽が燃えているみたいに煌めいていた
手を伸ばしてほしい
古の扉が今、開く――
透きとおった声でささやいて
失うことにおびえたミッドナイト
どうか、この物語が終わりませんように
未来を生きるアナタへ――お元気ですか?
愛さずにはいられない
何処か遠くで追憶が啼いた




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