カネキ君の次は私なの?
「はい、桐谷さん」
『いらっしゃいませ〜』
私はあんていくというカフェで働いてるここにはトーカちゃんも居てカネキ君もいる。喰種なのに自分で殺せない私を店長が引き取ってくれて今働かせてもらってるんだけど1つ厄介事が…
「おい、月山。用事ないなら帰れよ」
「おやおや〜?トーカちゃんそんな顔したら綺麗な顔が勿体無いよ?」
「だからこいつは嫌い。」
トーカちゃんにバッサリ振られた人は月山習さん。喰種で美食屋ーグルメーとして有名な人。いつも高そうなスーツ着て聞くところによるとおぼっちゃまらしい…ここに来る目的は分かってる。カネキ君に会いに来る。
「あ、月山さん。こんにちは」
「カネキくぅうううん!」
ほらね
まぁカネキ君も優しいから嫌だなんて言わないで優しく接してるから月山さんも気にせずここに通い続けてる。
またいつものようにカネキ君にオーダーを取ってもらうのだろう、私はテーブルを片付けようとした。
「あぁ、でもね今日は君じゃないんだ。リコちゃんにお願いしようかな」
『え、私ですか?』
周りの人もビックリして作業が止まる。確かに来てくれたら話すし仲が悪いとかじゃないけど特別仲が良い訳じゃない。
何故だろうと思いながら月山さんが座っているテーブルに行くと、ちょいちょいと手招きされ顔を近付ける。
「今日は何時に終わるのかね?良かったらdinnerでもしようじゃないか。待ってるよ」
そう言うとアドレスや番号が書いてる紙をテーブルに置きお店を出てった。
「コーヒー頼まねーのかよ、二度と来んな」
「まぁまぁ、トーカちゃん。賑やかになるのは嬉しいことだから、ね?」
「カネキは優しすぎんだよ」
後ろで二人の会話が聞こえる中私はテーブルにある紙を見つめ少し笑った。のかもしれない
ー目で追うほど好きなのー
「あーあ、次はリコがターゲットになっちゃったよ。」
「でもさ、月山さんいつも彼女を目で追ってるの知ってた?トーカちゃん」
「え!そうなの?!詳しく教えろカネキ!」
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