AYA-TORI report

■ COMITIA107

お疲れさまでした!ふ17b「花鳥」での参加でした。
サークルチケットを紛失し、初めて遅刻して参加したイベントでしたが、
「ツギハギノクニ」さんとの合同配置で、うちの売り子さんである篠崎琴子さんと、ツギハギノクニスペースの青柳朔さん、咲倉紅羽さんと始終なごやかに談笑できて、大変楽しかったです。
ツギハギノクニさんの新刊「雪月花」の表紙が素敵で!読むのがとても楽しみ。

そして、発行が延びに延びた「lithos-六色の宝石物語-」をようやく頒布しました。


文庫本サイズカバー付き、厚さ1.2mm。
装丁の裏表紙は角川ビーンズ文庫さんを参考にしました。
バーコードや識別番号で色々遊んでます。「mirrow(鏡)」「clecle(くるくる)」は「万華鏡」と「ミラクル(奇跡)」を掛けていたり。
「外出のお供にできる本」「電車で読んでても違和感のない同人誌」を個人的な目標にしてレイアウトしました。思っていた以上に好評で、とても嬉しかったです。

新刊は持ち込み分が完売。
そして、既刊二種「nociw*noche」と「花戯び」の冊子そのものがすべて完売となりました。
新刊ですが、通販委託をしてしまうと手許に数冊しか残らないので、一応、再販を検討しています。
「二刷」って奥付に書いてみたい…(笑)

「あやとりうた」も発行から一年半立ちましたが未だに手に取って下さる方がいて、嬉しい限りです。
あたたかいお言葉、すてきな差し入れ、こんなにたくさん色んなものを受け取っていいものかと、イベントのたびに嬉しい通り越して縮こまってしまいます。ほんとうに、ありがとうございます。



今回の卓上レイアウト。既に「花戯び」が完売、「nociw*noche」も見本のみになってしまっているので閑散としているのですが…ポイントは、でっかい(A3)のお手製ポスター(立てかけてあるブツは100均のイヤリングとか掛けるアレ)と、文庫本を高いところに置く為の箱(100均。なんとなくオサレで気に入ってる)です。
しかしこうして写真をみてみると、ポスターの文字がこれでも小さいような気がします。目にとめて下さる方は多かったのですが、結局身を乗り出して読んでいらっしゃる印象でした。それではいけない。
今回は「高く!(目線の位置に近く)」がレイアウトの目標だったのですが、
次回は「大きく、簡潔に!」を目標にしようと思います。

積ん読がたまっているので本の購入は控えたのですが、次回のティアでは思い切り買って、思い切り読みたいです。

さいごに。
せ04b「コンポタおつまみ」さんで購入したイラスト+散文の本「ホーリーロンリークライベイビー」が、とてもわたしの胸に飛び込んで来たので、こちらでこっそりご紹介させてください。
難しい熟語を使ったり、いくつもいくつも言葉を連ねたりしてもあらわせないものが、短い文の中にぎゅうっと詰まっています。
冒頭には「さみしい話をしようよ」とあります。
「さみしい」ということばは、染み入る響きを持っている。ほとりと音もなく落ちてゆっくりと染み入って、表面にはしみひとつなく消えてしまう。でも、内側には、ずっとのこっている。
うまくいえないのですが、そういうものがぎゅっと詰まっていて、痛切なのにやさしくてあまやかで、人肌のつめたさのお砂糖のような文章です。
好き、という言葉では表せない、本でした。

すてきな出会いに感謝しつつ、
四月からは関東を離れた生活となりますが、またイベントには出たいなあと思っております。
何卒よろしくお願い致します。

【追記】
新刊、アリスブックスにて委託販売しています:http://alice-books.com/item/show/1156-3
こちらが終了次第、初版完売です。



■ タトホン

 お疲れさまでした! A08-a「花鳥」での参加でした。
 初参加にして最後の開催という「タトホン」。単身でのサークル参加もはじめてで、どきどきしながら(そして寝坊したので慌てながら)会場入りいたしました。
 まず、お話にはきいていたのですが、机が大きい!広い!(笑)前半分に頒布物が収まってしまい、後ろ半分を悠々とフリースペースにできてしまう広さ。新鮮でした。
 両隣は「Natural maker」さんと「シアワセモノマニア」さん。スペースにいらっしゃったのは、どちらもすてきなお嬢さん(或いはお姉様)でして、挙動不審になりつつも眼福眼福と内心大歓喜しておりました。会場には天使がいっぱいいた!!そして笑顔があふれていた!!
 終始あったかい雰囲気の、イベントでした。もっと前から知っていれば…。

 個人的に「コピー紙ラヂヲ」という企画が大変面白かったです! 皆さんが描いた一コマレポートをまとめて印刷→リアルタイムで配るという、素敵な企画でした。皆様のレポートを拝見するも楽しいし、まったりとした時間の中、自分でお絵描きするのも楽しい。
 レポートの配置、スキャン、印刷、配布……と、目まぐるしく動いてくださったスタッフの方(文芸のスペースをよく回ってくださっていたのは高村様、でよろしいのでしょうか)、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。初タトホンを楽しめたのは、この企画に寄るものも大きかったです。

 あと、自サークルとしては。
 「センシティブ・ブルー」が完売しました。初の個人誌だったので、やっぱりちょっとじーんと来ました。
 といっても、一体何部刷ったのか、そして何部捌けたのかの記憶が非常に曖昧で(売れると思って作った本でもなく、けれどもちょっとずつ裁ければいいやと思ってそれなりに刷った気がしている)、押し入れの奥から在庫がざっくざっく出てきたらどうしよう…と戦々恐々しています。
 他既刊、ハンクラをご購入くださった方々も、ありがとうございました!!

 お迎えしたご本たち(素敵な無配まで頂きまして…ありがとうございます。大切にいたします)
・天使の秘密 (Natural maker様)
・彼の指さすもの (Natural maker様)
・幸福遊戯狂 (シアワセモノマニア様)
・アステエルの御伽話 (シアワセモノマニア様)
・オンノベ予告編集 (人生は緑色様)
・トロピカルフルーツティー (象印社様)
・おとうふパン (象印社様)

 スペースを回っていて、やっぱりコピー本や手製本もいいなあと思ったりしました。あたたかみがありますね。

 次のイベント参加は10月20日のコミティアです。といっても、新刊が既に出ないことが決定してしまったので…なにか別の形で、もりあげられるよう頑張ります。その次は11月4日の文学フリマ。こちらで新刊「lithos」を発行します。お楽しみに!

 最後に。主催のテツイヌ様、本当にお疲れさまでした。とても充実した時間を過ごさせて頂きました。タトホンがなくなってしまうのは、初参加ながらとても残念に思いますが、今後のご活躍をお祈りしております。
 サークル参加、一般参加の方、当スペースに立寄ってくださった方、ありがとうございました。またご縁がありましたら、よろしくお願い致します。

■ COMITIA104

 お疲れさまでした! ま35b「花鳥(あやとり)」での参加でした。
 思い返せば、コミティアは去年2月からの参加。いつのまにか参加歴が一年を超えていました。何の因果か、初参加時から毎回毎回島端を引き続けているのですが、今回も例に漏れず島端。外に出やすい大変便利な場所です。
 しかし会場入りして設営したものの――お隣がこない! そのうえ自スペも、売り子さんも諸事情によりいないからひとり! という……これで誰もスペースに来てくれなかったらどうしよう……とどきどきびくびくしながら開場を迎えました。

 スペースはこんな感じでした。いつもは本をスタンドに立てているのですが、今回は平積みに。後方にあるのは……私の……手作り品です……(笑)
 あと、今回個人的に注目して頂きたいのは、こちらです。

 疑似帯(ポストカードに印刷したものを冊子にペタリしただけなのですが)。
 どうしたら手に取ってもらえる機会が増えるんだろう、と考えた末の試作でした。これなら冊子概要を見るついでに、試し読みもしやすいのではなかろうかと。
 私の所感ではありますが、成功だったのではと思います。平積みにしたのも功を奏したのか(立って居る方から見れば、平積みの方がよく見えますものね)、立ち止まったり、手に取って下さる方が増えたような気がいたしました。あと、買って下さった方にわりと新規の方がいらっしゃったような。後方の手作り品を見ていたお客さんが「冊子もひとつ下さい。ハンクラ見てたら興味でてきちゃって」と言って下さったのも嬉しかったです!
 本の売り上げ金額は「あやとりうた(900円)」の爆発的(当社比)な売れが沈静化してきているので下降気味ですが(その分手作り品が売れたので結果的にはどっこいどっこい)、売り上げ冊数は、新刊「花戯び」の売れ行きも順調だったのもありいつもとそれほど変わらず、と言った感じでした。
 前回のティアから今回のティアまでの間に、個人サイトを閉鎖(=サークルサイトも一時閉鎖)したため、宣伝に悩んだりもいたしましたが、もとより弱小サークル、そんなには影響がなかった模様です(笑)

 ネットでお知り合いだったものの、初めて直にお会いした方。
 何度かイベントやオフでお会いしている方。
 つまりは全員、大好きな物書き様や絵描き様、読み手様なのですが。
 そういった方々とこうして直接お話(常にテンパリ過ぎて自分でも何喋ったか覚えてない有様ですが)できる機会があるというのは、本当にしあわせなことだなあと思います。
 差し入れやあたたかいお言葉、本当にありがとうございました!

追記
 今回もまた、サークルアンケートをゴミ箱にぽいしてしまいました(通算三回目)
 毎回一コマレポートまでしっかり書いているのに……なぜ……。


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