銀王と金王

銀王様と金王様に挟まれたい今日この頃
2人でチェスとかおっ始めてくれないかな

「……今どれくらいですかね」
「フフ…さぁな、…戦力もそう変わらんだろお互い」
「…ここまで来て負けるってのは悔しいもんだ、せめて貴方相手でもステールメイトまでは持ち込みたい」
「よく言うぜ、……其処のポーンを頂こうか。…さて、チェックだ」
「……いいんですか、此方こそ頂きますよ目の前のルークを。いっそクイーンでも動かしてステールメイトに向かっては?」
「…クク、……森田よ」
「何か?」
「だからお前は昔から甘いんだな、言っただろう…立ち止まってはいけないと。…死ぬ覚悟さえ決めろと。全てが全て停戦へ持ち込む道じゃねぇ」
「……」
「…さぁ、クイーンで殺ってみな」
「……、…あ」
「『首』を殺る為なら、多少の犠牲付きもの…その事はお前が数十年ココで生きてきて嫌々ながらに学んだ事じゃなかったのかい」
「……っ、」
「…ルーク・サクリファイス…チェックメイトだ、森田」


・・・
「…まいった」
「逃げの思考しか無くなると本来の道が見えなくなる」(煙草を口に咥え、相手にも手渡し)
「……銀さん、次は『馬』でも行きますか。ホラ、好きだっただろう」
「馬鹿言え、お前が消えてから散々な目に合わされた所に好きもクソもねぇだろうが阿呆」
「……ハハハっ…!見せてあげますよ、俺の根っからのジャンキーっぷりを」
「……それより、今度はお前が得意なモンで何かひとつ賭けようじゃねぇか、ちいせぇのは御免だぜ。…最近どうも国税の裏ネタに首突っ込んでる金の王様がいるとか何とか」
「………、…貴方ね……ホントどっからその情報仕入れてくるんだ」
「……………俺が勝ったら『渡せ』や、何…勿論リスキーな物にはそれなりの保証も付けるさ」
「首横に振った所で離してくれねぇんだろう、………まさか其処で目を付けられると思ってなかったよ…わざわざ呼び出して何かと思えば…本意はコレですか?」
「……いや?お前と楽しく酒でも思っただけなんだけどな」
「うそくさ」
「…ほら、早くしろ…何にする。適当なもんなら今日中にでも場を設けてやる」
「……流石に…手加減しませんよ」
「……フフ」
「銀王様ともあろう人に場を設けて貰うなんざ気が引けるんでね。…いいでしょう、今直ぐにでもお受けしますよ」(胸ポケットからある物を取り出しテーブルの上にばら撒き)
「?」

「…"少々嗜む程度"、ですが…」(口端を分からぬ程度にあげて)

「…………」(妖しく微笑み返し)



「……ポーカーで」



つづく



的な妄想がですね
マジ銀王様と金王様抱いて
誰かいっしょに広めましょっ、しょっ
素敵な銀金っ、銀金っ…!(必死)
う、うう…妄想吐き散らかしてすみませんでした…

とりあえず銀さんに対してはこんな感じの老森田がいいな…くそ、抱いて鉄さん

2015/05/02


[拍手お返事はコチラ]


prev|TOP|next


×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -