「なまえチャァン」
「はい!」
「何で正座させられてるかわかってる?」
「彼氏である靖友さんに内緒で、隼人とケーキバイキングに行ったからです」
「正解、それにしても全然反省してないよネ」
「してるヨ」
「あと10分正座な」
「Oh....」
私は今、靖友の寮の部屋で正座をさせられています。靖友のベッドでは隼人がゴロゴロしながら漫画を読んでいる
「何で私が正座させられて隼人には何もないんですか!」
「俺はさっきもっと強烈なの喰らったからな、まだ背中が痛い」
「何されたか気になるが、聞かないでおこう。靖友顔怖い、あ、元からか」
「よし、犯す」
「ぎゃああああごめんなさい!調子のりました!許して本当すみません!」
ガシッと腕を掴まれ床に押し倒されそうになるが、なまえは倒れないように顔を真っ赤にして(照れてる訳じゃない)荒北を押し返す
「靖友、俺も仲間に入れてくれるのか?」
「ふざけてんのか?てかお前はとっとと自分の部屋に戻れ!!」
そこでまた新開が悪ふざけをするものだから、もう荒北の頭は湯気が出そうだ。被害がこっちに来るからなまえはやめて欲しいと切実に思うのであった
「冗談だって、そんなにカリカリするなよ、靖友」
「隼人早よ帰れ」
新開はなまえにひらひらと手を振り、自分の部屋へと帰っていった。そして残されたなまえは
「あの、そろそろ帰りたいんですが」
「帰らせるとでも思ってんのォ?明日は土曜日だし部活も休み。なまえちゃんのお母さんにも了承もらってるから」
「泊まれと!?大変なことになりますよ?この時間にここにいることさえダメなのに…わかってる?」
てかお母さんいつの間に靖友とアドレス交換したんだ、しかも娘の外泊をそんなに簡単に許すなんて…
「何だかんだ1回もバレたことねェし大丈夫だろ」
「それもそうだけど…てか何でそこまで怒るの?!隼人私の従兄弟だし!ただケーキバイキングいっただけなのに!」
「だから何で新開なんだよ!」
「じゃあ東堂だったらよかった?」
「そう言う問題じゃねェよ!何であいつらと行くんだよ」
「だって男女で行くとカップル割引で安くなるんだもん!」
「それなら俺を誘えばいいだろ!」
いつのまにか靖友と掴みあって言い合いをしている私。そしてベッドに投げられそのまま押さえつけられる。すごく顔が近い
「だって、靖友甘いのあんまり好きじゃないから」
「そんなの、なまえの頼みならいくらでもつき合ってやる!だから今度からは新開でも東堂でもなくて俺を誘え」
「わかった…ごめんね、黙って行ったりして」
「わかればいいんだよ、バーカ」
荒北はなまえに軽くデコピンをし、隣に寝ころんだ。そしてなまえを後ろから抱きしめる
「本当に泊まるの?」
「何ー?なまえちゃんは泊まりたくないのォ?」
「そう言う訳じゃないけどさ、靖友最近疲れてるから私邪魔じゃない?」
「ハァ?なまえちゃんが邪魔な訳ないでしょ、逆に癒されてんのォ」
「靖友頭でも打った?」
「殴っていい?」
「冗談だよ!でも珍しいよね、靖友がそんなこと言うの」
「そりゃ久しぶりにこうして2人でのんびりできる訳だしィ?最近全然2人で出かけたりもできなかったのに、なまえちゃんは新開とかとちゃっかり遊んでるし」
「もうごめんってー!本当に反省してます、はい」
「これからはあんまり嫉妬させんなよ!」
私の肩に頭をグリグリと押しつけてくる靖友。珍しく靖友が甘えてきてびっくりしたが、これはこれでとても可愛いのでよしとしよう
「しょうがないから今日はお詫びとしてたくさん甘えさせてあげようじゃないか!」
「はいはい、ありがとねー」
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駄文でごめんね(´`:)
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