94:ペンダントのお陰


イス「(´;ω;`)」
オズ「なに!?(かわいい……)」
イス「ごめんね、貰ったスキルペンダント落としちゃった(´;ω;`)」
オズ「なんだそんな事……」
イス「そんな事って、わあああ(´;ω;`)」
ロイ「泣かせたwww俺優しいからとか言ってドヤ顔してたのにwww」



オズ「違ぇよ!!イステアが泣くなんて珍しいから、どこか怪我でもしたのかなって思って!!」
イス「してないよ(´;ω;`)?」
オズ「そっか、よかった。ペンダントなんていくらでも作れるから泣くなって」
イス「うん(//´;ω;`//)」
ロイ「あー惚気るなら向こうでやってくれ〜〜〜〜」



オズ「アレタ〜〜〜〜もう一回スキルペンダント作ってくれ」
アレ「あ゛?ポイント取んぞ?」
オズ「今回だけ!!頼む!!」
アレ「1000Pな!!あたしの命削ってやってるんだからそれくらい払えよ」
オズ「ポイント管理はイステアがやってるから無理なんだわ。悪い☆」
アレ「死ね」



アレ「プレゼント用?」
オズ「おう。前回と同じデザインで頼む。スキルコアはこれで」
アレ「寄生の進行を遅らせる効果のスキルコアか。珍しいモン持ってるな。アンタが持てばいいのに」
オズ「SPSのボス魔物倒したら回収できたんだ。俺も持ちたいけど最後のひとつだからなあ」
アレ「ふうん」



イステアの回復技もかなり寄生を進める程の力だろうし、本来ならオズと同じくらい寄生が進行していても良いはずなのに、そこまで寄生が進行しなかったのは、このプレゼントしたペンダントのお陰とかだったら激しく燃えるなあって思っただけである。



アレタもイステアにあげる物だという事は薄々気づいていたからポイント取る気なんてなかったし、オズもアレタはポイント取るような人ではないというのはわかっているから、その、ここらへんの関係性にも燃える。



イステアは仲間(特にオズ)の為なら自分がつらくても無理して回復技使おうとするからスキルペンダントで寄生の進行を遅らせてあげないといつの間にか死んでそうだからね。 イステアの恐ろしい所は無理をしているのに、元気な姿を取り繕うのが上手いという事。大丈夫だよ?とすっとぼける事。



イステアはそこまでできている子ではない。優柔不断というか、周りに流されやすく、自分の本音を抑えるタイプ。(過去記事No.81参照)



オズもイステアが無理をしている事に気づいていて、でも自分の為に無理してくれているから、そこでもういいよって言ってしまったらイステアを否定する事になってしまうから、じゃあスキルペンダントで寄生の進行を抑えてあげようって事になったのだろう。多分。



オズが自分の身を削ってでも精霊の泉に行こうと決意をしたのはイステアが自分の為に献身的になってくれたから、だから自分もイステアの為に献身的になろうとか思っていたら糞可愛いけどなんだろう、溢れ出るリア充感がすっげームカつく。



まあオズは第一に自分の事を考えていたからそう決意したんだけどね。まあその決意の片隅にイステアの事を想っていたのではないかというセルフ考察。



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2013/12/8


 

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