D.gray-man Novel | ナノ



D-gray.man


『それではーー!!!
 今から黒の教団室長コムイ・リー主催のぉぉぉぉぉお バスケットボォォォォォル大会をぉぉぉぉおおお!!!!!!!!!
 始めます!!!!』
「伸ばし過ぎさ」

壇上でコムイが開会宣言を行う。
そして、冷静に突っ込むラビ。

「まあいいじゃない。ノリノリなんだし、思うようにさせとけば」
「そうですよ、ラビ。何か僕面倒臭くなってきました」
「ちょっと何言ってるの!3人とも!!!」

リナリーはいつもコムイの横が定位置だが、今回は選手として出場するので違った。
今回だけはこちら側にいつ彼女に彼らの辛かった思い出は解らない。

「「「はぁ」」」

神田も加わりヴァージョンアップした溜息&ブルーオーラ。

「あ、神田いたんですね」
「最初からな」

火花散る神田とアレン。

『はーいそこ!
 喧嘩はやめようね〜!!!』

コムイが仲裁に入る。

『じゃ、一回戦兼決勝戦するよ〜!!!』

「「「「「は!!!?」」」」」

『あれ、言ってなかったけ?
 人数思ったより揃わなかったんだよね〜
 結局10人しか集まらなくてね。
 だからすぐに決勝戦なんだよね〜ショック』

「「「「「(あんまりショックそうにみえない/さ/です/である)」」」」」

因みに、参加しているのは、我らがななことラビ、アレン、神田、リナリー。
相手チームはミランダ、クロウリー、ジョニー、リーバー、ファインダー1人だ。


ミランダの言い分。
「どうしましょ…バスケットなんてやったことないわ…どういうルールなのかしら」

クロウリーの言い分。
「そっちがエクソシストばっかり集めるから、こっちは寄せ合わせになってしまったである」

ジョニーの言い分。
「何でオレ等が参加しないといけないんですか、リーバー班長!」

リーバーの言い分。
「仕方ねぇだろ!!!室長が、じゃ運動神経よさそうなリーバー君とジョニーに行ってもらおう、って言ったんだよ!!!!」

ファインダーの言い分。
「オレ、こんな所に交じってていいのか…」




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「この間のバスケ楽しかったね!」
「そうさ〜?」
「またしたいね!」
「そう思ってるのはななこだけさ」

ななこ達の圧勝で終わった今回の大会。
MVPを取ったななこはルンルンだった。

『MVPはななこちゃん!!!
 MVCはリナリー!!!!!
 何も賞を取れなかった人はお仕置きね♪』

取り出した機械。
コムリンDX。

…あとはご想像にお任せしよう。


「(もう絶対あんな大会出ないさ)」




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