01


「そういえばね、いつの間にか連載に置いてあるアンケートの桐原くんの人気が100票を超えてたんだよねー」

「へー、そうなんですか」

「……え、それだけ!?他に言うことは!?」

「……そうですね、お礼は言っておきましょうか。みなさんありがとうございます」

「桐原くんが真面目にお礼言うと、明日は槍が降りそうに思える」

「先輩の頭上を重点的にですよね。わかります」

「わからねーよ!!何その世界の常識だぜみたいな言い方!?」

「ちなみに今の時点で先輩は何位なんですか?」

「スルースキル発動か。私も発動してやるわ。今日のご飯なんだろうなー」

「ゴミでも食ってろよ」

「顔怖ッ!?」

「で、何位ですか?」

「さ、3位だよ!!抜かされたんだよ桐原くんに!!前まで2位だったのにィィィ!!ちっくしょォォォ!!」

「……先輩、ひとつだけ言ってもいいですか?」

「何?」

「ざまぁ」

「あんだとコノヤロォォォォ!!!!」


prev / next


back



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -