◎ 01 「そういえばね、いつの間にか連載に置いてあるアンケートの桐原くんの人気が100票を超えてたんだよねー」 「へー、そうなんですか」 「……え、それだけ!?他に言うことは!?」 「……そうですね、お礼は言っておきましょうか。みなさんありがとうございます」 「桐原くんが真面目にお礼言うと、明日は槍が降りそうに思える」 「先輩の頭上を重点的にですよね。わかります」 「わからねーよ!!何その世界の常識だぜみたいな言い方!?」 「ちなみに今の時点で先輩は何位なんですか?」 「スルースキル発動か。私も発動してやるわ。今日のご飯なんだろうなー」 「ゴミでも食ってろよ」 「顔怖ッ!?」 「で、何位ですか?」 「さ、3位だよ!!抜かされたんだよ桐原くんに!!前まで2位だったのにィィィ!!ちっくしょォォォ!!」 「……先輩、ひとつだけ言ってもいいですか?」 「何?」 「ざまぁ」 「あんだとコノヤロォォォォ!!!!」 prev / next [back] |