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 ・教育

「ねえ、けんいちくん」



「ん?」



「素股、ってしってる?」

「すまた?なんだそれ、っ」




小さく触れるだけのキスをし、無理やり口をふさぐ。










私は幼い男の子に興味がある。

それも、私が小学生だった時のころから。



自分がほかの人と違うと感じたのは、友人との恋話の時だったろうか。



友人はみんな年上に憧れて、恋心を抱くのに対して
私は年下の人に愛しさを感じ、そのあどけない所に興味を持っていた。



付き合うなら、絶対年下がいい。

それも、幼い男の子。




その時、他の人と対称的な私に気付いたのだ。







現在、友人の子供を預かっている。

仕事が忙しすぎるから、というのと、私が丁度その子供くらいの年齢の子が一番好きそうだから可愛がってくれるだろうという理由かららしい。




その子の名前は 大野けんいち。





案の定あまりの可愛さに、理性が保てなくなってしまった。
筋肉質の男の人とは真逆な幼い体。くりくりとした大きな目。
そんな子を目の前に、どうしたら我慢できるというのだ。

ごめんね。私って友達の子供にこんなことする人だったんだ。
後悔や罪悪感、いろいろな黒い感情がぐるぐる頭の中でうごいた。


そして冒頭に戻る。









「んぅ、!?ちょ、ッまて、!やめ、ンッ、…」
「は・・・っ、」



小学生のくせして、こんなに色っぽい声を出すとは。
ますます、興奮してきた。



ゆっくりと押し倒していく。




「ぁ・・ぅ、こ、こういうのは、すきなやつとやるもんだろ…!」


「こういうのって・・なに?」
「だ、だから!いま、やったこと…」
「うん、いまやったことって、なんだっけ?」

「っ、ちゅ、っ…ちゅーの、ことだよ!ば、ばかだなっ」
「…へー、ばか?おねえさんに対してそんな口きくんだ?けんいちくんって。」
「…う、っ」
「ごめんなさいも言えないんだね?」



何かと自己中心的だが、今はもうしかたない。
けんいちくんをめちゃくちゃに可愛がってやりたい。そのことしか頭にはないのだ。



「じゃあ、…やさしくしないから、」
「はッ!?まっ!まてっ、脱がすな・・・・!!」


かわいい、…かわいすぎる。
初めての異性の体。初めての男の子の体。
興奮が止まらない。



「知らない。パンツも脱がすよ」
「い、っ・・・!!やめ、ッ見るな・・・!」



脱がした途端、両手でばっと股間を隠す姿が愛しい。


足を閉じないように、彼の太ももの間に体を入れ込む。



「…じゃあ、さっきの素股、ってやつ教えてあげるね。」



ぴと、と下着越しにけんいちくんのそれをあてがう。
じっとりと濡れているのが自分でもわかった。



「…ん、」



ゆっくり、ゆっくりと腰を揺らす。



「おっ、おい…ッ!な、なにして…」
「すまた」



ぐちゅ、ぐちゅりといやらしい音が部屋に響く。



「ぁ、ぅ、…は、ッ、ゃ、やだ・・・っ、は、!」
「きもちいーんでしょ・・・?」
「わ、わかんねーよ、ッそんな、ん、ッう」



生意気なところも興奮するなァ。
おねーさんとまらなくなるよ。

「おねえさんの、っ、ぐちゅぐちゅなパンツにけんいちくんのおちんちんが擦れて、きもちいんでしょ…?」

絶頂に近づいているのか、私の肩をぎゅっとつかみ、爪をたてる。
そういう仕草にも幼さを感じて興奮する。


「や、ッ、やめッ…ろ、はッ、あぁ…んっ!もっ、だめ、ッ」
「何がだめなの?」
「なっ、なんか、ッでる…!おしっ、おしっこ、で、るっ…!」
「…、ふっ、いっぱいだしていいよ。」
「や、いやだッ、ま、まて、こするの、ッとめ、とめろッ…!あ、ぅッ」

「…あ、まって。けんいちくん。
…出す前におねえさんの名前、呼んで?」
「は、ぁッ…?」
「なまえ」
「…っ、なまえねえ、ちゃッ…あっ、だめっ、あっ、んああぁッ…!!」


…はぁ。やってしまった。

生きてきた中で一番後悔をしている気がする。
きもちよさそうだったから、いいけど…、いや、でもやっぱり、ひどい。


「ねえ、ちゃ…ん、」
「けんいちく、ごめん、ごめんね…。こんなことして、おねえちゃん、頭おかしいよね。」
「いや、…きもちよかったから、いいよ。」
「え?」

「またしても、いいぜ。」


彼はその言葉を最後に眠りについた。



…どうしよう。


ねえ、私。



















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