佐藤が俺の部屋のど真ん中でつっ立っている。
「座れば」
「どこ、に」
「え?あ、床やだ?じゃあここに座れよ」
ベッドに座って膝を叩く俺を見て佐藤は石になった。
「早く早く」
急かすと石はロボットのように動いた。ここに来るまでは人間だったのにどうしたんだ。
「俺の足跨いでさ、コアラみたいに抱き付いて。俺ユーカリ」
佐藤は俺のナイスな提案に身体の機能を停止させた。まさか嫌なのか。
「だめ?」
俺の声にはっとし頭をぶんぶんと横に振る佐藤。良かった、何か不満があるのかと思った。両手を広げて待ち構えると佐藤は恐る恐る俺の膝に乗った。いや正しくはベッドに乗って膝小僧の上でケツを浮かしている。佐藤はコアラを見たことないのか。俺は幼稚園の遠足でちゃんと見たぞ。
もっと腰を前に持ってこいと言うと佐藤は再び頭を横に振った。
「何で?」
「…っー」
「ん?」
佐藤が手で隠したものを条件反射で暴いたらそれは勃起したちんこだった。今日はキスもまだなのに早いな。溜まってたのか。苦しそうだから取り出してやる。
「まっ、いや、だ」
「いーから早くコアラ」
暴れようとする佐藤を静めるためにちょんっとちんこを突くと小さく射精した。
「早」
「ごごごめん!!制服が…!」
「大丈夫大丈夫」
佐藤の制服はセーフだから脱がそう。慌てて立ち上がった佐藤を取り押さえて制服を上下ともひんむいた。
「パンツはいいか。俺の貸すよ。」
多分ちゃんと洗ってあるから大丈夫。じゃあ気を取り直してコアラだ。ちんこを隠せていないパンツと靴下だけの佐藤を引き寄せて俺と密着させる。まだ暖房が完全に効いてないから寒かろう。俺の体温で暖めてやる。
「せ、制服…!」
「気にすんな。臭いついても俺気にしない人だし」
自分のだったらそりゃマジでご勘弁だけどな。
「っ!?だめ、だ、そんなの!」
「大丈夫だって。何なら月曜日履いてきてやろうか?」
替えはあるけど今日金曜だし土日の間に洗って乾かせば完璧だ。
「い、いや、だめだろ、だめだ」
何で佐藤がダメなの。俺が良いって言ってんのに。
「じゃあ脱がしていいよ」
「え…、えっ」
「俺はどっちでも良いけど」
汚すのが嫌ならどうぞと背中に回した手を離して脱がしやすくすると佐藤は頭から蒸気を出して手をがくがくと震わせながら俺の制服を脱がしはじめた。
「はっ…ふ…」
何で俺の制服脱がしてるだけなのにイってんだろ。佐藤壊れたか。
ズボンのチャックを下ろした佐藤はそれからフリーズした。なんだ俺のパンツがダサいってか。
「どうしたの?」
「いいいいいや、いや」
あ、つーか俺座ってるから脱がせねえよな。しょうがない自分で脱いでやろう。
「さむー。早くコアラやって」
「っー…」
暖房古いからそろそろ買い換えようかな。でもそれよりゲーム欲しいわ。暖房は諦めてこれからは佐藤で暖をとろう。
「はぁ…はあぅ…はふ…」
俺の肩に熱い息を吹き掛ける佐藤。優しいなあ。マジで暖房の代わりになってくれるのか。
佐藤が俺を温めてくれたおかげで眠くなってきた。おし、このまま寝よう。
「うわああっ!」
「なあ、これから寝ようと思ってんだけど」
「は!?あっ、あふっ」
寝る準備として佐藤のアナルを解す。大体は解れてるけど。また自分でやったのか。えらいなあ。俺なんてやり方を調べてすらいないのに。
「なあ、とりあえずゴム買っといたけど着けたほうがいいよな」
「…!?」
確か鞄に入ってるはずだ。取りに行こうとするとさっきまでやんわり巻き付いていた佐藤の腕に力が入った。
「ん?」
「…つけない、ほうが、いい…っ」
「…へ?」
着けないほうが良いって、そんなわけないだろ。孕みはしないけど、お腹痛くなったりしそうじゃん。あ、まさか。
「ゴムアレルギー?」
「…は?」
そうだったら大変だよなあ。ケツの中がかぶれるなんて。
「……そ、そう」
「うわーマジ?じゃあ入れらんねーな」
「え…」
残念だけど仕方ない。体質はどうにもならん。
「う、うそっ!アレルギーじゃない!アレルギーじゃない!」
「は?え、どういうこと?」
「アレルギーはうそ!」
俺嘘吐かれたのか。ショック…いやあんまりショックじゃないな。まあアレルギーじゃないならゴム着けるか。
佐藤を置いて床に放ってある鞄からゴムを取り出す。パッケージを開けながらベッドへ戻ると佐藤が涙をたっぷり溜めた目で俺を見ていた。
「…?やっぱり入れるのやめたい?」
「や!やめたくない…!」
「???」
今日の佐藤はおかしいなあ。パンツを脱いでゴムを装着しようとするとついに涙を流した。何故に。
「も、もう一回綺麗にしてくるからっ」
「んん?え?何を?」
「あ、穴、の中」
何今更そんな心配してんだ。俺そういうの気にしないって言ったし別に佐藤のそんな汚くないだろ多分。
「大丈夫だよ。何なら舐めてやろうか」
「えっ!?」
「ほら」
佐藤の足を開いてアナルを舌で突く。中も舐めてやろう。
「な?にゃいにょうむにゃにょ?」
「いやっやっやっやっ」
やるんだったら念入りに。できるだけ奥に入れて出してを繰り返すと佐藤のちんこから精液が飛ぶ。ここで佐藤が力尽きたら勿体ないな。遊んでる時連れが疲れたって言い始めたら萎えるのと同じで。だからそろそろやめてやろう。
「おし、じゃあ入れよう」
「んっはあ…あ、だめだ…」
「あれ」
俺の手にあるゴムを息絶え絶えな佐藤が奪った。ん?やっぱり嫌なのか?どっち?
「なま…なまがいい…っわたなべの…なまがいい…っぅ、うぅぅ」
おいおい佐藤が泣いちゃったぞ。いったい誰のせいだ。犯人出てこい。
「生?いーの?俺何も出さない自身が無いよ?」
「なまがいいから…っ、ふむう」
猫のように四つんばいで俺のちんこを舐めだした佐藤。
「ごむ…やだ…んん…」
んー…、まあ佐藤も男だし、何かあっても多少はどうにかなるか。
「痛かったら…右手?いや、左手か。左手上げて」
「ひあっ」
お気に入りのコアラの体勢に戻してゆっくり佐藤に突っ込む。おおおぅ、びっくり、奥まで簡単に入っちゃった。
「あーきもちー」
「ふはっ…」
俺の言葉に反応してケツがきゅんと締まった。可愛いなあ。キスするとまたきゅんきゅんと締まる。これ楽しい。
「じゃあ寝るか」
「………え?」
佐藤の背中を掴んで後ろに倒れる。これ俺は布団いらないけど佐藤は背中ががら空きだな。でも今部屋は十分暖まったから大丈夫か。
「一時間寝たら飯食うか」
「えっ、ね、ねるのか?」
「うん。夜寝れないから今のうち寝とこうぜ」
「えっえっえっ」
あ、乳首立ってる。どうせなら触りながら寝よう。
「だ、だめっだっ」
「寝ようっつってんじゃん。あんま腰揺らすなよ」
乳首とケツが締まる感触を楽しみながら優雅に寝ようとしてたのに佐藤が腰振って邪魔してくる。俺佐藤になんか恨まれるようなことしたか?
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