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1.3
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最原の反応は当然の反応だ。
「誰かと恋に落ちれば外に出られる」
そんなの誰だって馬鹿げてると思うのが普通だ。
実際、モノクマとそれを取り巻くモノクマーズ達は終始ふざけていたわけだし。
?「ねーねー!」
________思考を巡らせながらはなこが食堂へと向かっていると、背後から声をかけられた。
振り返るとそこには_____…
「おはようはなこちゃん!いい朝だね!」
超高校級の総統 王馬小吉と、
「おはようございますよしだサン!」
超高校級のロボット キーボがいた。
『王馬くんにキーボくん、おはよう』
はなこは王馬の謎発言"いい朝だね"をとりあえず笑顔でスルーしながら2人に挨拶を交わした。
「へぇ、はなこちゃんて俺よりちょっと背が低いんだねー!よかった!」
顎に人差し指を当てて観察してくる王馬の目線は確かにはなことほぼ同じだった。
「なにがよかったんですか!?いきなり失礼ですよ!」
「え?なにが失礼なの?今のは軽いジョークじゃん!不安がってる女の子へ気遣いなのに…ハァ、これだからロボットは…。ねーはなこちゃん」
「ロボットだからダメみたいな発言はやめてもらえますか?」
キーボに呆れた表情を見せたかと思えば、今度ははなこに子供のような笑顔を見せる……。
王馬の発言と態度はコロコロ変わるらしい。
『ふふ。王馬くん優しんだね、ありがとう。』
「オレは自分より背の低い"ニンゲン"には優しくするって決めてるからね!嘘だけど!」
「…どうして今"ニンゲン"を強調したんですか?それに昨日エグイサルに囲まれた時、夢野さんに対してかなり酷いことを言っていたと思いま________」
「よっしはなこちゃん!せっかくで会ったしオレと一緒に食堂行こーよ!」
『あ…うん?』
あっという間に王馬のターンといった感じになった中、はなこは「あれ、キーボは?」と言いたげな顔で王馬とキーボを交互に見た。
「ちょっと!ボクもいますよ!忘れないでください!」
王馬に弄ばれるキーボ。
でも見方を変えればいいコンビかもしれない。
なんてはなこは思っていた。
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