▼ さて、央について語ろうか

ふっこです。

央ルート、帰還残留バッド、アフターストーリーも全てプレイしました。
なので以下からは完全なるネタバレとなりますのでご注意ください。


さてさて、残留エンド後の央撫を書いていたのですが、実はまだ特典SSを読んでなかったんですよ…。
他のキャラは読んじゃったのですが、央は終わってからにしようと楽しみにとっておいたんですよね。
……あれ、夜明けのコーヒー、朝チュン的なあれって…事後です？笑
今書いているのは先日UPしました【ヒーローの長い夜】の続きなのですが、もし特典のSSが事後ならば公式を無視した感じになっちゃうんですよねー…。
私は基本原作に沿ってお話書きたいと思っているので、んんんんん…！ってなります。でもあれは事後じゃなかったとすることにしました。
だってさ、央さ、おやすみするだけって言ってたじゃん？？ きっとそれが嘘じゃなかったって私シンジテル。
しかも今回軽率なエロが書きたいと思って執筆し始めたはずなのに、なんかすごく長くなってしまって…もしかしたらコピ本になるかもしれません。
よく考えたら央相手に軽率なエロなんて書けるはず無いんですよね！


ではちょこっと央ルートの感想をば。
もうね、素晴らしかったです。きっと素晴らしいものを作ってくれると思ってはいましたが、思っていた以上に素晴らし過ぎた……。
まず各章のタイトルから本当に素晴らしいんです、例えば【なまえのないヒーロー】とか【忘れないで】とか。
初プレイで内容知らないのに泣けてくるようなものばっかりで、いちいちウォーってしてました！
自分の危険も顧みずに撫子ちゃんを助けるヒーロー央。
壊れてしまった世界、その原因が自分にあると知った撫子ちゃんは、央に助けてもらうことが心苦しくなっちゃうんですよね。
私が原因なのよ、って言う撫子ちゃんに向かって「だから何？ 君は悪くないでしょ」ってさらりと言っちゃうヒーロー央。
でも、そんなヒーローな央もただ一人の男の子なんですよね。
好きな女の子の前では強くありたいと無理をして、彼女の為になるならばと自分の心を押し殺して……そして一人で暗い空に向かって泣いたりする。そんな普通の男の子だったんです央……。

バッドエンドの一つであるthe world without you.の央が本当に切なくて切なくて……でも凄く大好きなエンディングのひとつです！
須藤さんの演技がまーー素晴らしくて…！！央と一緒に声出して泣きましたとも。
強くなんかない、強くなんかないんだよ央だって。

撫子ちゃんを元の世界に返す寸前に、どうしても我慢しきれずに想いを告げちゃうんですよね、央。
ある意味すごく残酷な告白なんだけど、記憶が消えちゃうって分かってるから言えるし、でも忘れて欲しくないから忘れないでって最後の最後に初めて正直な気持ちを吐き出すんです央。
この時の央の想いがどんなものだったのか、考えると涙が止まりませんでした……本気でバスタオル必要なくらい泣きましたもん。

私、ヒーローの花言葉という央撫本を出した時に書いたのですが、央に残留エンドはあり得ないと思ってたんです。
央の性格として、どうしても自分の気持ちを優先させて撫子ちゃんを壊れた世界に留めておくっていうルートが考えられなかったんですよね。
でも今回の移植で央の残留もあると知って、あーやっぱり央だって本当に好きな相手ができたら葛藤の末にそうなってしまうんだな、ってしみじみ納得してたんです。その過程が楽しみだなって思ってたんです。
でも、でもね、なんと央はどちらのエンディングでも撫子ちゃんを元の世界に帰すんです……！
央はやっぱり私の思った通りの央だったんです……！！すごい嬉しかった！

央ルートの撫子ちゃんって、他キャラルートの撫子ちゃんよりも少しだけ女の子の弱さみたいな部分が多く描かれている気がしたのですが、最後の最後でやってくれましたよあのお嬢様。
央に会いたくて会いたくて元の世界からまた壊れた未来に帰っちゃうんですよ。
つええ！
だから撫子ちゃん大好き！

央と撫子ちゃんが生きる壊れた世界は、政府が陥落した後のかなり混乱した世界なんですよね。有心会とトワイライトが頑張ってるとはいえ、治安はすごく悪いはずなので。
でも少しも心配いらないんです。
二人で手を繋いで、二人で持つランプの薄明かりに照らされた道の先は、数え切れない幸せと優しさに満ちた場所なんです。


こんなに長く語りましたが、まだまだ語りたいことたくさんあるです。
でもこの情熱は作品に向けようと思います！
次回ラヴコレとオンリー、がんばります！！

ここまでお付き合いしてくれた方、本当にありがとうございました。
ではまた後ほど。

あ、拍手コメントやメールのお返事は次回blogでいたしますのでもう少しだけお待ちください、ごめんなさい！