意味の無い捏造














わーあーあー、ああ、ああ。みてみてそこのきみ、ぼくのこのあしをみて。もう、どうしよう、なんだかすごくいたい。まるでおれちゃったみたい、い、い…?あ、ちがうまちがった、おれてたんだ。いたいいたい。いたそうにみえないって、そりゃあがまんしてるをだよ、いたくないわけないよ。かけまわるみんながうらやましいね、うん、じぶんがあせったせいだっていうのはわかってるんだ。でもやっぱりうらやましい。いますぐみんなのあしをたたきおりたいくらいにはうらやましいかな。あーあ、いつまたけれるようになるんだろう、まちどおしいな、あーあ、あーあ…。…なに?なににむかってしゃべってるかって?きまってるだろ、なさけないかおしたおまえだよ、ぼくのめのまえにいる、おまえ。しんださかなみたいなめ。きもちわるい。はなしかけるんじゃなかった、ふゆかいになってきた。りふじん?いつだってそうだよ、こころがせまいんだ。それでもおまえはきかなきゃいけない。えんえんと、ぐだぐだなかみのないはなしをするぼくをみなきゃいけない。ああきもちわるいかお、ぼくはみたくない、みなきゃいけないけどね。ぼくとおまえはむきあわなきゃいけないんだ。いまもむかしもみらいもぜんぶぜんぶ、たいわなんかふかのうだけど、ふれあいもないけど、むきあわなくちゃなんないんだ。かがみのなかからおまえがみてる、ぼくもおまえをみてる。ずっとずっとしぬまでね。

ふう、きょうはもうかえろうかな、くらくなってきた。じゃあまたあした、どこかのかがみのまえで。さよなら、






        僕




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