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※ほぼ会話文














「バンドやりたい」
ハナがぼそりと呟く。いつものようにアロマの瓶を綺麗に拭きながら誰に言うでもなく投げられた言葉だが、ちょうど課題をやっつけるのに飽きてきていたメンバーはさっさと話に食いついた。
「何の?」
「やるなら俺ロックがいーな」
「歯ギター!」
「メタルか」
「ブラッディーキーボード」
「あっハイハイっクラッシュする勢いってことだよね」
「ただのささくれとかじゃねーの」
「いらないよそんな現実味のある話。痛いじゃん」
あれこれ好き勝手に喋り出すメンバーはいつもの如く坂本やエルフェルやベルディオといったところだが、メタルに反応したのか召喚が珍しく食いついた。
「何やりたい?」
「ハナちゃんボーカルでしょ」
「あっ俺ギタボできるよ」
「天使の意外な特技発見」
「じゃあ俺ベース」
「坂本できんの?」
「出来る気がする。あのお腹に響く低音が良い」
「俺ドラム」
「鉤縄とかの方がいいんじゃね」
「叩けるし!多分」


文化祭でお披露目だな!――――…





「――――という夢を見たんだけど、キャプテンどう?」
「別に良いんじゃない。俺はやらないけど」







オレブン!



今回の面子→魚吹華、坂本良、エルフェル、ベルディオ・ズメラルド、召喚願、祖母井博美(キャプテン)

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