白桃
「白澤様って女の子のどこが好きなんですか」
「えー。女の子ならみんな大好きだよ。女の子は女の子ってだけで可愛いもん」
「もんってアンタ。あー……じゃあ俺のどこが好きなんスか」
「顔以外」
「…………うわぁ」
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「桃タロー君、笑っても可愛くないねぇ。愛嬌はあるんだけれど」
「はぁ、スミマセン」
「あ、でも可愛くないし好きな顔でも無いけれど嫌いじゃないから安心してね」
「あ、ありがとうございます………?」
「あはは、良いよお礼なんて」
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