キャラクター
※多少のネタバレを含みます
主人公撈月(ろうげつ)
主人公であり、語り部。
華奢で小柄な体型の男の娘。
可愛らしい顔立ちをしているものの、常に目の下のクマがひどく、虚ろな目をしていて、全体的に不健康そう。
サーモンピンクの髪に、チェリーピンクの瞳をしていて、切りそろえられた髪をツインテールにしている。女装に興味はないが、揣摩に振り向いて欲しい一心で女の子の格好をしている。
揣摩に心底惚れており、事あるごとに「好きなの。ね、僕を食べて。」と迫っている。
常にびくびくおどおどとしており、ごにょごにょと喋るためか、よく揣摩に「もっとはっきり喋れ、はっきり。」と言われ続けている。
元引きこもりの死にたがり。揣摩と出会ってからは、揣摩の後ろを付き回っているためか、家にいることのほうが少ない。
"人を殺す能力"がある、と自称している。
名前の由来は四字熟語の「海底撈月」から。
想い人揣摩(しま)
撈月の想い人。いわゆる食人鬼の男性。
ミントブルーの髪とタンジェリン・オレンジの瞳をしていて、襟足の長い髪をひとつにまとめている。ギザ歯。
撈月に一目惚れされ、それ以降ずっと付き纏われている。撈月が家出し、家に転がり込んで来てからは同棲(?)生活をしている。生活費を稼いで、撈月を養っているのも彼。
悪態をつきつつも、撈月の事はそれなりに気に入っており、弄っては告られ、断っては告られ、を繰り返している。
こう見えて面倒見が良く、いい兄貴分。
"他人の記憶を書き換える能力"を持っている。
名前の由来は四字熟語の「揣摩憶測」から。
知人覆雨(ふくう)
揣摩と撈月に何かと構ってくる女性。
赤みがかった紫色の髪に、グリーンの瞳をしている。
いわゆるヤのつく姉御とキャバ嬢を足して割ったような見た目をしているが、本人いわくエステティシャンをしているらしい。
年下の男の子が好きだと公言。それ以降、撈月は警戒して近付かないようになってしまった。
お節介焼き。
"他人の動きを操る能力"を持っている。
名前の由来は四字熟語の「翻雲覆雨」から。
双子右往(うおう)
ラベンダーの瞳に、暗めのアッシュグレーのボブヘアーを、一部だけ2つ縛りした少年。
こっちが兄。
自分の名前をよく忘れるため、「お兄ちゃん」と自称している。
左往(さおう)
右往とまったく同じ外見をした少女。
こっちが妹。
右往と同じく、自分の名前をよく忘れるため、「妹ちゃん」と自称している。
良く言えば元気、簡単に言えば騒がしい双子。
この二人も何かしらの能力を持っていると推測される。
撈月と揣摩を能力持ちと知り、二人のことを探っている。
名前の由来は四字熟語の「右往左往」から。
各自名前の前の色は、髪色をイメージした色になっています。イメージがつきにくい場合はご参考までにどうぞ。また、名前の由来についても、各々に合わせた四字熟語を選んでおりますので、その意味も合わせてお楽しみください。[ 2/7 ][＊prev] [next＃]
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