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『ラプンツェルに明日を』を最後まで読んでくださってありがとうございます。

正直に言うと、書きたいことを全部書ききれなかったお話です。書きたいことをたくさん盛り込みすぎてそのどれも回収しそこねました。特に後半は駆け足でぐだぐだの上ぽろぽろ取りこぼしや矛盾が出てきてしまって…力不足です。言い訳終了。


「サブマスに罵られたい!」という非常に不純な動機から、メモのネタの派生として勢いで始めた中編でした。三話くらいまでの罵られっぷりが大好きです。

無知を恐れて遠ざけたノボリさん。無知に同情して手を差し伸べたクダリさん。無知を愛して鎖に繋いだアポロさん。みたいな感じです。アポロさんの夢主に対する愛情は、主人から無力なペットに対するそれのようなものでした。彼はサカキ様に傾倒する分、依存されたい病なイメージです。あとすぐに倒れそう。
ロケット団の方には完全に犠牲になってもらった形ですが、本当に大好きです。すみませんでした。

嫌いから好きに変わるまでがなんとなく書けてたら嬉しい。
タイトルはおとぎ話の主人公の女の子たちの名前からもらいました。おとぎ話の内容とタイトル、サブタイトル、本編の内容はちょっとずつリンクしてたりします。それもまた楽しんでいただけたら幸いです。

最後に、ここまでお付き合いくださって本当にありがとうございました!
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