黒尾中編 炎天下のチェリー・ガール fin

あとがき


こんにちは、なゆたです。「炎天下のチェリー・ガール」を読んでくださり、ありがとうございます!

夏中には終わらせる!と書き始めたこの連載、思いの外全然余裕で書き上がってしまいました。
結構前から夏をテーマに黒尾で中編書くので!なんて宣言してたんですが、実はその時点でどんなものを書くとか全く決まっていなくて、書こうと思ったのも夏が好きなこととこのテンプレートが使いたかったっていう理由で。笑
一年以上前からこのテンプレでお話が書きたい〜!と思ってたんですが去年の夏は結局出来なかったので、今年、満を辞して(?)書くことができて大満足です◎

内容は決まっていなかったものの自分の中でこういう雰囲気がいいなって思っていた曲があって、そしたら読んでくださった方が感想でその曲を送ってきてくださったことがあってめちゃくちゃ感動しました……!まさにそれですー!って。笑
歌詞とかをちゃんと意識したわけではないのでイメージソングって程でもないんですがMrs.GREEN APPLEさんの「青と夏」みたいな……The・夏!青春!を感じられる作品になっていたら嬉しいです。

読んでいただいた方には、黒尾、高校生、両片想い……と今回も私の趣味全開だっていうのが分かるような設定だったと思います。何回書くんだよ!って言われそうですが、でも好きなんで多分これからも何回も書いちゃいます。
最終話で言っていたように「好きな子ほど意地悪する」、夢主ちゃんの前では特に子供な黒尾くんと、素直じゃない夢主ちゃん。いつもより高校生らしさ?みたいなのを楽しんでいただけたら大成功なんですがどうだったでしょうか……!?笑

1話「大人になるには舌たらず」で黒尾が「あのさ」と言い淀むところは、スカートを指摘しようとしたんじゃなくて夏休みに会えないか聞こうとして結局聞けなかった……っていう裏設定があります。
私的お気に入りのシーンは5話「夏の夜だまし」の手を繋ぐところと、7話「リボンをほどくのは夜にして」のキスするシーン。いつもふざけあってる男女がいい感じになる瞬間を書くのが大好きなんです。皆様の中にどこか一つでもお気に入りシーンができていたら嬉しいです。

それでは、長くなりましたがここまで読んでくださって本当にありがとうございました!
最後に一言、感想なんかをいただけたらとっても喜びます!
最後までお付き合いくださった全ての方に愛と感謝を込めて。

21.08.02 なゆた


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