01 新しい春に浮かれて
02 かえりみちの救済者
03 うつつのアアチ
04 甘美なるいいわけを
05 見えざる思慕
06 初まりの名を知られぬよう
07 浮遊病
08 悲しくなってて馬鹿だなぁ
09 きみの感触を隠す
10 ひとりで涙を集めた
11 いつわりのみちしるべ
12 ヒドロビウスの囚人たち
13 矛盾にさえ恋焦がれている
14 いまいる「ここ」のあらわし方
15 光は余韻を許さない
16 なくなる夏
17 かなしいお願いごとばかり

17.5 在りとして辿る(黒尾視点)

18 終わらせたい物語
19 変化の前で足踏みしている
20 ようこそここは本懐のくに
21 甘い痺れが期待はずれで
22 明日も道はあるのでしょうか
23 いつも誰かの端っこ
24 感傷なんてやさしい言葉はない
25 最果ての体温
26 口から出ていかない
27 アカシアを君に贈りたい
28 とどめたいなら名前を呼んでよ
29 痛みを愛だと知っている
30 いつしかもはや(黒尾視点)
31 ぜんぶの宝物をくれるのだから
32 いだくにも、力加減は難しい
33 愛されたらどうすればいい？
あとがき
XX かの幸福を知るよしもなく
XX 今夜夢の続きから
XX 私の今日を目覚めたら
XX 好い唇にご褒美を