この絵の感じなお話です

サンタの格好をしてプレゼントを配る、これ自体はさして問題ではない。問題はアカギの衣装だった。ミニスカサンタである。しかもカイジの思惑により、ミニスカにも関わらず下着を着けないというAV並のシチュエーションになってしまったのだ。
雪がちらつく外気にあてられ、纏うものが短いスカートしかないアカギの下半身はきゅっと縮こまる。しかしこのスリリング極まりない状況に、アカギは少なからず快感を覚え始めていた。いつ露出してもおかしくない陰部をきゅうと内股に挟み、アカギは羞恥を耐えていくが、思考を止めることができない。こんなにはしたない格好をして、男根をすこし勃ちあげている自分の浅ましさ。それを隣にいるカイジに悟られないようにとアカギは必死にプレゼントを撒いた。

プレゼントを配り終えたカイジとアカギは自分たちの住み処へと戻った。

「お疲れ、アカギ」
「…もう着替えてもいいか…?」

カイジはぐったりと倒れるアカギを眺める。横向きに倒れているアカギのスカート部に目をやると、すこしめくれて尻が半分ほど露出していた。そして寒さに身を縮めているせいで腿の間から袋が顔を覗かせている。

カイジは思った。
やはりコスプレは最高だと。

「これからがお楽しみじゃねぇか」

カイジは指先でその袋部をつい、となぞる。アカギはびくりと身を起こしカイジを睨んだ。

「冷えちまったなあ、ここも」
「触るな」
「なんだよ、興奮してたんだ?ノーパンに」
「するわけないだろ」
「じゃあこのぬるぬるはなんだろうな?」

「んっ…!」

カイジはアカギの身体を開き、その手はアカギの男根の先端を撫で始めた。そこは先走りでねばついており、アカギの高められた性感が表れている。

「ほら、よかったんだろ?」
「ッ、なに、がぁっ」
「だからノーパンでミニスカ履いて外に出て、淫乱なアカギは興奮してここおっ勃ててんだろ?」

ぎゅ、ぎゅ、とリズミカルにそこを握れば、それに合わせてアカギの腰が揺れ、スカートもふわふわと揺れる。

「ほら、気持ちよかったんだろ…?言わねえとイかせてやらないからな」
「だれ、がぁ…!」

いつまでもつかな、とカイジはアカギの先端に更に刺激を加える。鈴口をぎゅうと押せばアカギの身体はびくびくと跳ねた。身体を動かすたびに、スカートの裾についたファーがアカギの男根の付け根を擽る。アカギのそこはもう限界が近く、涎を垂らしながら限界まで膨張していた。

「あ、ぁ、やだ、ひゃ…だあ」
「ほらもうここ、ガッチガチだぞ?」
「いきた、い…」
「じゃあちゃんと言えるよな」

アカギは暫く口をぱくぱくさせていたが、やがて声を発する。

「きもち、かった…いつ、ここが見えるかって、あと、こんな、なってるの…カイジさんにばれたらって考えたら…もっと、ぼっき、…した、」
「…う、」

涙目のアカギの発言に、誘導した本人とはいえ股関に熱が集まる。

「よく言えたな…ごほうび」
「あ、はっ…あっあぁー!、」

決定的な刺激を与えられたアカギの性器は、ぴゅうと可愛らしく精を放った。くたりと萎えた性器をつつくと、達したばかりのそこは敏感に震える。ついでに後ろもひくひくとカイジを誘うように動き始めた。

「淫乱だな、ほんと」
「や、ぁっ…」

舐めて濡らした指で襞をなぞり、内部をすこしまたすこしと拡げていく。幾度となくカイジを受け入れたそこは早くも三本の指を受け入れるまでに広がった。
指を抜いて、カイジはごそごそと自らの成長しきった男根を取りだしてアカギの後孔に擦り付ける。

「ほらアカギ、これ欲しいだろ?」
「あ、ほし、…ほしいっ」
「じゃあちゃんとおねだりしてみて」
「カイジさんの、俺のここに挿れてっ…奥まで、おくまで強く、ついてぇ…!!」

カイジはそれを聞くと満足そうに、アカギの尻に自らを挿入した。ゆっくりと全て収めたかと思えば、一気にピストン運動を開始する。

「あっぁ、あーっ、は、おくっ…、いいっ、」

がくがくとアカギの身体を揺さぶれば、スカートもポンポンもフリフリと揺れて、カイジにはそれがアカギの乱れを修飾するように見えて更に興奮した。

「あ、いくぅ、でる…っ」
「俺も、アカギっ…、」

掠れた喘ぎと共に、再び白濁が舞う。
気絶したアカギはぐったりとしているが、カイジの射精を腸内で感じているのか少し身体が痙攣のように震えていた。

この後一ヶ月のセックス禁止令がアカギから下されるのだが、カイジの有り余る欲にはそんな禁止令など関係ないのであった。
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