「サヨナラ」から「オヤスミ」までの空白

汚いことに慣れたならあなたは立派な大人です

占いみたいなお気遣いは結構

その戯言は珈琲と一緒にいただくわ

愛されやすく嫌われやすい

与えられた季節で満足できるもの

立ち止まらなければ何もわからない

どうにかなっちゃうくらい余所見しててさ

信じる前に「誰か」って言うよ

音楽に馴染めない暮らしをしていたから

ブランケットをほしがっていた金曜日の犠牲者のために

休日前のカレーライス

ソファで強いてもらえるような美しさでいてね

「オヤスミ」から「サヨナラ」までの忘却

曖昧な言葉使いたい

「縁がなかった」ってすぐ諦める癖がイヤ

シュークリームからはみ出したカスタードクリームと共に妄想が垂れた

生きることとか死ぬこととか、恋人がそっけないこととか

守られた沈黙がたまらない

孤独マニアック

最低が最悪する

閉じたひつぎの内側と外側の無関係のようにかすむね

地図の中から居なくなりたいなあ

他人の自業自得を愛するようになるだろう

もう、成してしまおう

悪い奴らが発情しなくなればこの世は少し平和になる