種族：ハリーマン♂
名前：万鬼(マキ)
性格/個性：ようき/ちょっぴりごうじょう　
年齢：19
身長：176
一人称：オレ

黒曜の原野のハマナスの島付近の海域に住む青年。
同じ海域に住む仲間たちと協力して訪れる人の案内をしたり害意を持って海を荒そうとするならず者を退治したりして過ごしていたある日、遠くの海域に迷い込んでしまった仲間の幼いヒスイハリーセンを真浪(ヒスイダイケンキ♂)たちが送り届けに来てくれたことから一方的に一行のことを気に入り、礼も兼ねて真浪たちの役に立ちたいと申し出たことから旅の仲間に加わった。

誰に対しても距離感馬鹿の気があるが、陽気で気さくで面倒見の良い性格でチーム内でのムードメーカー。真浪に絡んでは「そんなにツンツンすんなって！」「ツンツンしてるのはお前だろ(種族的に)」というやり取りをするのがお約束になっている。
戦闘の際にはいつもの陽気さはなりを潜め、相手に的確に毒を与え弱らせたところへ更に畳み掛けるという戦い方を好んでおり、戦っている最中は背後に鬼が見えるようだと評判。

思ったことがそのまま口に出るため配慮やデリカシーに欠けた発言をすることもあるが、裏表がなく言葉に嘘がない。真浪の本来いた世界での境遇を知り、この世界に来て自分たちに出会ってくれて良かったという思いを度々伝えている。
仲間たちからは自分の意思とは関係なく飛ばされてきた真浪に対して他人が軽率にこの世界に来て良かったなどと言うのはどうなのかと咎められている(仲間たちもみんな真浪が元の世界に未練がないことは知っているし、真浪がこの世界に来てよかったと内心思ってはいる)が、心から自分の存在を肯定し歓迎してくれる万鬼の嘘のない言葉に真浪は救われている様子。

「真浪のいた世界の奴らは見る目なさすぎって話だよなー！そんな世界に真浪はもったいないねーし、こっち来れてよかったじゃんか！」
「オレたちの島荒らそうとしてタダで帰れると思ってんのか？安心しろ、オレも鬼じゃねぇんだから命まで取りゃしねぇからよ」