「明日雨が降ったらどーする?」
「傘を持ってく」
「明日醤油が切れたらどーする?」
「買い置きを開ける」
「明日私がいなくなったらどーする?」
「刻み付ける様なすっげぇべろちゅーを、忘れられない様になるくらいの衆人環視の中一時間はかましてやるよ」
無表情かつぶっきらぼうに
けれど私のくだらない質問に一々真面目に返してくれた彼に抱きついて、猫のようにすりすりと甘える
「それでしばらくなら寂しくなんねぇだろ。どうかしたか?」
「んーん、みーにゃが心理テスト?でそんなこと聞いてたから気になったの」
ぽんぽんと
私の頭を撫でる彼は、笑ったりはしないけど本当に甘やかし上手で愛されてるなぁって感じた
「なんか拐うーとか駆け落ちーとかよりそっちの方が良いかも。そんなことされたら、私何がなんでもまた逢いたくなるからがんばって帰ってくるもん」
「……いつでもこい」
「えへへー」
『今日も幸せ一杯な記念日』
あぁ、今日も私は幸せだなー
帰