ある日の学校帰り








その卵は落ちていた。
その卵は実に不思議だった


ダチョウの卵ほどのサイズでよく判らない模様が描かれている


とりあえず俺は、玄関の前におかれたその卵を見捨てることも出来ず









ソレを拾って家に入った









とりあえず、中身が死んでるのか生きてるのかわからないから
暖房を付けて、座布団の上に置き布団でぐるぐると巻いてみる



……………………




じっと見てみるが当然の如く反応は無い
当たり前だ、卵が反応を見せるのは孵化する時だけだ


寝間着とバスタオルをとってシャワーを浴びながら風呂に湯を溜める


そして洗い終わりゆっくりと湯に浸かりながらあの卵のことを考える



なんなんだろう、あの卵は
あの模様は………………



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