「『いただきます』」

昼休み、俺と名前は屋上で弁当を食っていた。名前は俺に毎日弁当を作ってくれる。またそれが美味いんだ!!

で、今日のおかずは…唐揚げと卵焼きとグラタン。じゃ、この卵焼きから…


「………んっ!!美味いなこの卵焼き!!」

『そう?ありがとう』



そう言って笑う彼女はホントに可愛い。


「そういえば、二人っきりって久しぶりだな」

『そうだね、いつもは深司がいるもんね』

「深司には悪いけど、あいつ委員会でよかた」


名前は深司と幼馴染。
俺が名前と出会えたのも、深司のおかげだ。

同じクラスの俺達は、いつも屋上で三人で食べる。
しかし、今日は深司が委員会でいない


最近部活ばっかであんま名前と居れなかったし、丁度いい。

「なぁ、名前」

『ん、何?』

「愛してる」

『いきなりどうしたの?』

「名前は?」

『私も愛してるよ』

「ははっ、知ってるよ。」


恥ずかしかったのか少し頬を赤くする名前。こんな顔されたら普通いじめたくなるよな。


「名前ごめんな
最近時間取れなくて…、デートもできねぇし」

『ううん、しょうがないよ。テニス忙しいんだもん。それに、アキラがテニスやってるの見るの私大好きだし。ね、気にしないで?』

「でも…」

『もぅ、元気だしてよ』

「……じゃぁ、名前が出させてくれよ」

『えぇ!!!』


こうやって言えば名前が困るのは分かってるんだけど、そんなに驚かなくても…
名前を見ると何か悩んでいるようだった。

『じゃあ、目閉じて?』

「おぅ」


素直に目を閉じると唇に何か触れた。
驚いて目を開け、最初に視界に入ったのは恥ずかしそうに笑う名前だった。


『元気、出た?』

「あぁ!!」

首をかしげて言う名前
さて、俺が今言うことは1つ………


「名前、愛してる」

俺は名前の体を引き寄せ耳元でそう囁いた。


真っ直ぐに
君を思い続けるのが俺の役目。



(何してんの?)
(うわぁ深司!!?お前委員会は…)
(もう終わったよ。それにしてもムカつくよなぁ。俺の方が神尾なんかよりもずっと前に名前と知り合ってるのに神尾に取られるなんてさ。ていうかこんな所でイチャイチャしないでほしいよなぁ。)
(すんません…。)



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みく様リクの神尾夢です。
深司が幼馴染という設定のはずなんですが…
名前しか出てきませんでした(汗)
では、リクエストしてくださったみく様!!!
ありがとうございました!!
それでは!!!

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