「あ、名前様よ!!」

「本当だ!!おはようございます、名前様!!今日、跡部様と決闘だと伺いましたが大丈夫ですか?」


『皆の応援があれば、ね?』


「きゃーーーー!!!」



南部わかこ。
成績優秀、容姿端麗、周りからの信頼もあつい。才色兼備の女。人間の鏡





そして、俺様の天敵。




「やっぱり素敵だわ、名前様」

「本当に格好良い。女に決闘なんて挑む俺様ナルシより数倍…いや、数百倍素敵だわ!!」



俺様ナルシ…!!何てことだ、俺の人気は下がりつつある!!












「で、決闘なんて申しこんだんか。」

「あたりまえだ!!あいつの好きにはさせねぇ!!」

「…アホやな。で、今回の勝負は何や?」

「…ふっ、今までの勝負とは一味違う。ポーカーだ!!」

「ポーカーって…。」

「俺様は財閥の一人息子!!ポーカーを知り尽くした男だ!!あいつは一般市民。俺には勝てない!!」

「最低やな」




男を捨てた跡部。決闘は明日。








.

[ 33/50 ]

[] []