白い髪を見るのは半年ぶりだった。この前会った時はは仕事で色を着けていたから。 サントリナは言葉無くホーディの頬に手を当てて、ゆっくり、こつんと額を重ねた。少し高めの体温に呆れながらも、久しぶりすぎる感覚にすでにサントリナ自身が溶け始めている。 「今日は早く寝なさい」 「やだ。せっかくリナに会えたのに」 「無理をされても困ります」 サントリナは大きな手を握り、強引に近くのソファまで引っ張った。押し倒すようにホーディをクッションに埋もれさせて、広い胸に顔をうずめる。ちゃらちゃらしたアクセサリだけが少し冷たかった。 「今日はリナが布団になってくれるの?」 「重ければどきますけど、」 「大丈夫だよ。あー、幸せ」 恥ずかしい人ですねと小さく洩らせば、リナの前だけだからいいでしょ?と笑みが返ってきた。 シャラ、と鳴る腕輪の声に絡ませるように手を重ねて、二人は夜を過ごすのだ。 *** Twitterで指定されたキャラでほのぼのSSをかくというものでした。 サントリナって言われるとホーディがかきたくなります。 夕月さんありがとうございました! 2014/4/18 |