「た〜ぃち〜」


 拠点に戻って早々、可愛い可愛い恋人(※年上)に抱きしめられました
 なにこのご褒美、最高なんですけど


「今この場で押し倒してヤ「わあああああ!太一さん落ち着いてええええ!」

「大さん!今すぐ太一さんから離れてええええ!!」

「なんでだよぉ、俺はいまぎゅーしてぇ」

「止めろ!これ以上太一さんの変態オヤジメーターを振り切らすな!!」


 うん拓也、お前はあとでゆっくり話そうか。


「大輔、とりあえず大はなんでデレたんだ?」

「時計屋のじいさんからの差し入れが爆弾だったんですよ」

「は?爆弾?」

「うにゅー、たーいちー俺がいりゅのにほかのやつとしゃふぇるなー
 そんなわりゅいやつにはーちゅーすっぞー」


 胸元に頬ずりしてた大の顔が勢いよく近づき、唇が合わさった。
 おぉ、しかも舌入り。口内で絡み合う舌から独特の苦さが伝わってくる。成程、爆弾って酒のことか
 少し絡めただけですぐ離れたのが至極残念だが、その際にリップ音という素晴らしいオマケがついて来た


「だああああお前マジ元に戻ってくれよおお!傷が増える一方だって!!」

「んだよー、またたくにゃの口もふさぐぞー」

「わっ!ば、馬鹿!!」


 ん?


「……大輔君(小声)」

「逃げっぞ啓人(小声)」


「なぁ大、お前拓也にもキスしたのか?」

「おうーしたぞぉ、だいしゅけとたかとにもなぁ〜
 でもたいちのが一番よかったー!」



 死亡フラグ成立しました by3人



「…………大輔、啓人、拓也。
 今日の当番全部お前らで回すのと、明日の昼まで寝室付近に近付かないのを条件で今回の事は見逃してやる」

「「「は、はいっ!!!!」」」

「ほえ?太一どーしたんだ?」

「なんでもねーよ。それよりベット行くぞー」

「えへへー、太一とヤるの好きー」

「そうか。それじゃたっぷりこたえねぇとな」



今日はいつもより激しいぞ
…大さん、また数日後に会いましょう

酔っぱらった兄貴はキス魔で甘えたで何でもいうこと聞くんだ!という素晴らしい発言から。途中から会話オンリーになったのは察してください←


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