※シンフォギアパロですが、シーンの元ネタはOGsというカオス
※死んだ大が蘇生し、敵に洗脳されている。
※大輔も敵側だったけど和解して太一達側になった。
※雰囲気重視

というのを前提にどうぞ↓↓




「大ッ!」

「さぁフィフス、敵を皆殺しにするのだ!」

「…テキ…シキ、別…」

「そうだ!私らの…お前の敵を殺せ!!」

「…敵、テキ…、俺ノ、敵…!」



 ――ッ!



「俺の倒すべき敵は!!」


 ドゴォオ!!


「な、なんだと!?なにをするんだフィフス!
 貴様が倒すべき敵は私ではない!シンフォギアを纏うあの小僧共だッ!!」

「違う。俺の倒すべき敵は、アンタだ」

「大…ッ!」

「記憶が戻ったのか!?」

「馬鹿なッ!貴様の記憶は蘇生する際にすべて消去した!
 記憶を…人格を取り戻すなどありえん!」

「お前には一生わかんねぇだろうな。
 拓也や太一、タイキ達と過ごした記憶が残っていたから、俺は…俺自身を取り戻す事が出来たんだ」

「貴様の記憶は何度も私が書き変えたはずだ!!」

「あぁ…。そのおかげで、俺はアイツらに辛い想いをさせちまった…」

「大…」

「悪い。何度謝っても足りねぇくらい、俺は…」

「いいんだ、もう…いいんだよ
 お前が俺たちのことを思い出してくれた、俺たちはそれで十分なんだ」

「太一」

「本当に、本当に大なんだよな…?」

「タイキ」

「よかっ…本当に、大…良かった…ッ!」

「拓也」

「大さん」

「…大輔」

「やっと俺たち、本当の名前を呼べるようになりましたね」

「あぁ、大輔も望んでいた場所みつかったみてぇだな」

「はい。もう絶対、手放しません」

「馬鹿な…そんな馬鹿な…ッ!
 セカンドだけならまだしも、改良したフィフスまでもが人格を取り戻すなど…ッ!
 ふふ、ふははは…ッ! そうか、まだ私が開発したシステムには問題点があったのだな
 なら今回のデータを元に、今度こそ完璧なシステムを作り出して見せる!」

「ご託はもういい!テメェのその腐った根性、俺が叩きなおしてやる!」

「黙れ!セカンド、フィフス、貴様らは私の手で直々に処分してやる!!」

「俺は本宮大輔だ!セカンドじゃねぇ!」

「俺の名前は大門大。神原拓也の相棒、そして八神太一と工藤タイキの親友だ!!」

「人形ごときがほざくなッ!!」

「もう人形を作らしてたまるかッ!俺が、テメェを討つ!!」

「ふはははッ!馬鹿め、強制的に適性値を上げた反動で貴様の身体は長く持たないのを忘れたかッ!」

「な!?」

「大!?」

「ハッ、そっちこそ忘れたのか?
 こういう状態でも闘えるように改造したのは、テメェだ」

「く…ッ!」

「大、おまえ…」

「大丈夫だって、心配すんな。それよりもさ、飛ぼうぜ拓也」


両翼揃った俺たちは無敵だろ
Sing of with us

実はこのシーンが一番やりたかったていうか、長編書いたらこんな展開にしたいと妄想してました。ちなみにこのシーンの元ネタはOGsです。桜花姉さん大好きです。


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