「おーい!あぶねぇから降りてこいよ!」 「大丈夫だってこんぐらいの木!」 「ほ、本当に大丈夫なの…!?無理しないでね!」 「おう、任せとけって。こんぐらいやれねぇと…っととと!?」 ぐらっ 「あぁ!拓也君?!」 「だああああっ!」 ―――ッ! 「……ッ、あ、れ?」 「〜〜ん、のばっかやろ!だからあぶねぇって言っただろうがッ!!」 「う、」 「拓也君!大丈夫?どこも怪我してない!?」 「あ、あぁ…大丈夫。大が助けてくれたから」 「もう、心臓止まるかとおもったよ!」 「ごめんな…」 「んじゃこのまま帰るぞ」 「え、ちょ、おろせよ!一人で歩けるって!」 「うっせぇ、俺が降ろしたくねぇんだよ」 「だ、だってこれ…」←姫抱っこされてます 「それ以上文句言うと塞ぐぞ、口」 「な、ななななっ!」 「はは、拓也君顔赤いね」 「うるせぇ…」 ドキッとしたなんて絶対言わないからな そろそろ降ろして…却下 救出する兄貴はイケメン |