「正一郎、今日も可愛いな!」
「ああ七松先輩。僕、今さっき富松に顔を凝視されながら『まあそこそこは可愛いような気もしなくもねぇけど、とびきり可愛くも格好良くも…』と外見評価もらったとこなんすけど」
「富松は見る目が無いな!」
「ですね!はっはっは!」
「正一郎愛してる!」
「そうっすか!僕は愛してねぇっす!」
「今日も釣れないなぁ!」
「僕釣り嫌いなんで仕方ねぇっすね!それよりバレーしましょうよ、バレー!僕七松先輩と敵チームね!」
「えー、また敵?」
「じゃなきゃ意味ねぇっす!何処からでも殺人サーブ打ってどうぞ!この当たったら死ぬってスリルが!堪らない!」

室町時代に生まれた僕は、ドッジボールという競技は知りません。



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