(あっは!さすが八代君)

(…何一人でぶつぶつ言ってんの)
(ぅわ?!ミツか!え、どした?)
(壱様の機嫌が最悪なのよ。それと…)

(ニコラ、パズルが解けたわ)
(え、何の話?)
(何普通に忘れてんのよ…!八代が湯飲みになった、理由よ!)
(あー…そういや前にそんな話も…って解けた?!マジで?!うっわ…俺イッチーに怒られるー…!)

(でもやっぱりわからない。壱様はどうしてあんなただの人間に執着するわけ?)
(今は湯飲みな。てか、そもそもイッチーが八代君を湯飲みにした当時の理由はまったく善意じゃねぇし…)
(遊び半分でしょ?壱様らしいわ。でもそれを八代に知られたくないなんて、らしくない)
(あー…問題は湯飲みになった後。八代君が人間離れしてなかったら、イッチーも興味失ってそれで終わりだった)
(…確かに、あれは普通じゃないわ。壱様の力を、あんな――)

(あれで特殊な家庭で育ってないって言うんだから、怖いよなぁ。元来の性質っていうの?)
(…アンタ最近うざい)
(よく言われます)




「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -