影写機
光に照らされた本物から生まれた、もう一つの姿を映し出す映写機。
本物を映したフィルムを入れて、壁に投影して使用する。
影はどんなに切り取られようと、本物の姿を保とうとする。
本物が傷つかない限り、影はいくら切り取っても元の姿に戻るだろう。
切り取られたそれは本物のように出現するが、本物ではない。決して本物にはなれない。
本物の持つ効果などは、完全には反映されないだろう。
それでも、芽吹く想いはあるから。
本物にはなれずとも、その力を得る。
デフォルトで影シリーズの一つがセットされている。
影シリーズの一つ。
樹木を中心としているようだ。
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永遠に咲き誇る桜。刹那に散りゆく桜。
散りとて、散りとて、決して花は絶えない。
「永遠」と「美」を象徴する木。
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次の木となるもの。親木を継ぎしもの。
感情を得て枝を伸ばし、愛を知り花を咲かせるものの、"大人"の姿。
「命」と「継承」を象徴する木。
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