Garden


一欠片の硝子花


楕円や球体、星や雫等、様々な形を持つ透明硝子の「種」だ。

この種が花として咲くのに必要なのは、「想い」と「一滴の水」
土に植える必要は無く、水も雨、涙、…血でも構わない。

それはどこでだって、貴方の一欠片として咲かせることが出来る。
貴方の想う色を灯した種は貴方が想い描くままに形を作り、花となるだろう。
咲いた花は茎も葉も、花弁も全てが硝子製であり、
強い衝撃を与えると壊れてしまう儚いものだが、想いに沿った力を宿す。

花とも言葉ともなった想いは、何かの素材となることが出来るかもしれない。

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