空転の華 −6−
雑貨品
美しくも儚い、硝子製。
白に近しい程に薄い桃色の離弁花。姿は桜と呼ばれる花に酷似している。
体内をめぐる命の色。濃い赤の珠を中心に、
小さく清楚に、お淑やかに。それでいて堂々と開かれた六枚の花弁を持つ。
硝子製の木枝に一つ、二つ…貴方が望む「 」の数だけ咲き誇るだろう。
”それ”に成ること叶わなかった親木を超え、継ぐものとして。
自らを咲かせてくれたすべてを愛して、愛して、愛しつくして。
花言葉は「永く遠く続く」「溢れる愛」「願いを叶える」
素材として使用することが出来る。
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愛しき世界。愛しき貴方。
この愛がどこまでも、いつまでも続くものであるように。
時を越え、地を越え、世を越えて。永遠に。
その為なら私、「なんでもするわ」