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エアリスはよく話す。今日もあの小さな教会に行くとたくさん話してくれる。嬉しかったこと、悲しかったこと。たくさんたくさん話してくれる。ちょっとやそっとじゃ止まらないエアリスの話。話をしている時のエアリスの顔はとても可愛くて。こんな顔は俺だけにしてくれるのかなあなんて考えると頬がゆるむ。
俺にはちゃんとエアリスの話が俺に対する愛の形だってちゃんとわかってるから、どんな些細なことだって話してくれるととても嬉しい。世界中の誰よりもエアリスのこと知りたいと思うから。

「ザックス、聞いてる?」
「聞いてるよ、ちゃんと」
「本当?なんだかぼーっとしてたよ?」

疲れてる?何て言いながらくすくすと笑うエアリス。そんな顔も可愛くて。ソルジャーの任務で疲れてたってエアリスの顔を見たら癒されるってもんだ。そんなエアリスを黙らせる方法を俺は知ってたりする。

俺はふとエアリスに近づくとそっと唇を寄せてみた。手はエアリスの腰に回して抱きしめてみる。俺の腕の中にいるエアリスは顔を真っ赤にして静かにしている。やっぱりエアリスは可愛い。

「あー、もう、エアリス、可愛いっ!」
「恥ずかしいなあ、もう」
「もう俺エアリスと離れられない」
「私も、離れたく、ないな」

目の前でそんな可愛いことを言うもんだから。俺は嬉しくなってエアリスにむぎゅうと抱き着いた。


マシンガントークの彼女

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初めてのザクエア
何だか偽物っぽくてごめんなさい
あーエアリス可愛い






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